2. 悩みを自分で解決できるようになる為に必要な、2つのコツ

公開日:  最終更新日:2020/02/03


私のメルマガのタイトル、メインテーマは「悩みは自分で解決できる!」です。

悩みは自力で解決できると、私は考えています。

周りからの助言や情報は、鵜呑みにしたり依存するものではなく、
あくまでも参考意見として捉えることが大事です。

参考意見を得ることは、悩み解決のヒントや突破口として有益ですが、
最終的に「自分にとっての答え」を知っているのは自分だけだと思います。

「自分だけが知っている」・・・って、よく色んな本に書いてあって、その度、
(じゃあ、なんで私は自分の答えが分からないんだよ!?)なんて思っていましたが、
今は、それが本当なんだと理解できます。

私は、自力で悩みを解決できるようになったら、自分を好きになれました。
周りと楽しく上手に付き合えるようになりました。

恋愛も、自分との向き合い方も、お金との付き合い方もうまく行くようになって
自分が一番、びっくりしました。

そんな色々がうまく行ったのは自力で悩みを解決できるようになったからで、
自力で解決できるようになる為に必要なコツは、2つあります。

内観と、分析です。
内観とは、< 自分の嘘偽りない本心を探る >作業です。
分析とは、< その本心が根付いた原因を探る >作業です。
私は、内観と分析ってこういうことだと思っています。

周りからの助言や情報に流されることなく、それを活用し、
悩み解決へのヒントを得る為には、客観性が必要です。

客観性を鍛える為に、内観と分析という
自分の内面を探る作業は、とても効果的です。

何故なら、内観し、自分の本心を探ることで
自分の中にある「本音と建前」に気付けるようになるからです。

自己分析し、その「本音と建前」が根付いた原因を探ることで、
自分の中にある矛盾や弱さ、見栄や寂しさに気付け、「人間の心」への理解が深まるからです。

「本音と建前に気付ける」ということは、「客観性がある」ということです。

「人間の心への理解が深まる」ということは、
物事の解釈が主観や感情に流されるのを防ぐことに繋がります。


私はよく、ネットの掲示板などで相談者と参加者が意見交換しあう場面を
自分の気付きや学びにすることが多いです。

不特定多数の人間が、価値観や感情、内面をさらけ出す場所は
リアルな世界でもなかなかないので、とても興味深く読んでいます。

以前、数年前に終了している、あるトピックを読んだのですが、
内観と分析について、いろいろと考えさせられました。

結婚生活でよくあるパターンの1つですが、
「夫は趣味を止めないから家庭サービスも疎かな上、不況で給料も減ったので残業が多い。
私は子育てで忙しいのに協力してくれない。離婚したい」というような内容でした。

トピ主の妻は「とにかく一刻も早く離婚したい!」と声高に何度も主張していました。

読み進めるうちに、その本音は、新婚の時のように夫と仲良く交流したいのに、
それが彼に伝わらないことへの苛立ちや寂しさであることがにじむようになります。

当時も、私と同じように感じた人が多く、「素直に寂しいって言えば?」とか、
「旦那さんの趣味を否定したり、苛立ちをぶつけると本当に離婚になるよ」などと
アドバイスする人もいたのですが、トピ主は聞く耳を持ちません。

「とにかく、私は離婚したいんです!離婚は決定です!
でもその前に、趣味を止めることだけはもう一度、抗議します!」

鼻息荒く夫に抗議した結果、彼からも
「もう、俺も離婚したい。離婚でいいと思う」と言われます。

すると彼女は大きなショックを受け、「まさか旦那が本気で離婚したいなんて
言うとは思いませんでした・・・」と落ち込んだレスを書き始めます。

たぶん日頃から、妻は何度も「離婚」という言葉を脅し文句に趣味を止めさせようとしたり、
「親の自覚がない」などと言って彼を説教し、自分の思い通りにコントロールしようとした結果
彼の方も疲れ切ってしまい、踏みとどまっていたスイッチを押され、
「俺も離婚でいいと思う」と言ったのではないか、と私は感じました。

軽はずみに「離婚」を口にしない夫の発言は現実味を帯び、妻はあわてて弁解するのですが、
その言い訳がまた「貴方が趣味を止めないせいでこうなった!」などと言ってしまい、
素直になれない彼女は空回り、彼は彼女のキツイ物言いにうんざり・・・
それが悪化していきました。

彼女はレスしながら、気持ちが二転三転していきます。

「旦那が使えない!一刻も早く離婚したい!」
「まさか旦那から離婚したいと言われるなんて・・・」
「本当は寂しかったんです。彼に伝えてみます」

・・・結局、「寂しい」と言えず、

「優しい口調で、趣味を止めて欲しいと言ったのに、言うことを聞いてくれませんでした。
またケンカになりました」

「もういいです!離婚します!でも親権は渡しません!」
「やっぱり子供は旦那にやります!一人で自由になんかさせません!」

「いきなり、別居とか言い出しました。怪しいです。浮気調査を始めました」
「浮気はありませんでした。でも離婚は絶対にしません!別居のまま、苦しめばいい!」

私は、後半の彼女のレスを読む頃には(最初はただ、寂しかっただけだったろうに、
それを苛立ちでぶつけた結果、ここまでこじれてしまったんだな~・・・)と気の毒に思いました。

最終的に、彼女は子連れで離婚したようで、そこでトピックは終了していました。
(1)内観とは、< 自分の嘘偽りない本心を探る >作業。

(2)分析とは、< その本心が根付いた原因を探る >作業。

(3)周りからの助言や情報を活用し、
 悩み解決へのヒントを得る為には客観性が必要。
     客観性を鍛える為に、内観と分析はとても大事。
トピ主の彼女は内観ができなかった為、自分の建前=「趣味を止めてほしい」と、
自分の本音=「寂しい。もっと2人の時間を作りたい」に気付くことができませんでした。

内観できない場合、その先にある分析にも当然、進めません。
だから彼女の寂しさの原因が「育った家庭環境にあるのか」「恋愛での経験にあるのか」など、
探ることはできないし、私も含め、当然、他人には分かりません。
本人だけが答えを知っています。

彼女の「寂しさの空回り」を察知した当時の参加者がくれた助言にも、
客観性がなく、自分の「寂しさ発信の怒り」に溺れてイライラが抑えられない彼女は
参加者の助言が解決のヒント、突破口になるとは気付けませんでした。

自分の言動を謙虚に振り返ることをせず、「夫であり、親である立場で
趣味を止めないのはおかしい」という< 正論っぽい主観 >に溺れた価値観を
手放すことができなかった結果、彼女は、夫の「趣味は止めない」「結婚は止める」という
本末転倒の結末を受け入れざるを得なくなった訳です。

彼女は、彼が離婚に同意したとき「離婚なんて本気じゃなかったのに・・・!」と書いていました。
離婚が決定的になったとき、きっと(どうしてこうなったの?!私は何も悪くないのに!)と
思ったでしょう。

お互いに望んでいなかった、悲しい結末。
男女のトラブルや、夫婦間の問題では、
この< 正論っぽい主観 >が最悪のくせ者です。

どうして正論っぽく聞こえるのかというと、育った家庭で染み込んだ、
「そこのメンバー独自の価値観=主観」を信じて疑わなかったり、

いろんな経験をした後の主観的な解釈
=「経験から導き出した、自己中な解釈」が長引く結果、(私の真実だ)
(一般的にも正論だ)と、それらが自分に勘違いさせるのです。

親や兄弟も同じ価値観で生きてきて、
誰も疑問を抱かないから、説得力が増すのです。

経験したときの感情は事実だから、
その後の解釈がズレていても説得力が増すのです。

自分の主観や思い込みが、自分の幸せを奪ってしまう。
そうならない為にも、内観と分析は本当に重要だと、私は痛感しています。

例えば、誰かが「経済力のない男は、男としてダメだ」と言ったとして。
これって、正論に聞こえる主観です。客観性はありません。

何故なら、経済力があれば男として最高だ、とはならないことくらい、
世間のニュースを見れば分かるし、経済力はあるが、人間性がイマイチな男性が
存在することを知っていれば、「経済力の有無と、男の価値には絶対的な関連性はない」と
気付けることだからです。

もっと言えば、そもそも「経済力」という言葉の定義も人それぞれです。

「月収30万なら、経済力がある」と思う人もいるし、
「年収1,000万を超えるなら、経済力はある。それ以下はダメ」と言う人もいます。

また、大器晩成の人の場合、結婚当初は経済力がなく、
人生の後半で頭角を現し、経済力を持ったりします。
となると、この人は「経済力のない男」であり、「経済力のある男」でもある訳です。

何を根拠に、「経済力のない男は、男としてダメだ」と言うのか。

例えば、お金だけに執着するような女性にそう質問してみると、
それは過去の貧乏体験からのトラウマや悔しさなどが原因だったりします。

「貧乏って辛い・・・」→「もう貧乏は嫌だ」→「私は女なんだから男に幸せにして欲しい」
→「男が金持ちなら、私は貧乏から抜け出せる」→「男からお金がもらいたい。楽したい」
→その本音を隠すようにして、正論っぽく「経済力のない男は、男としてダメだ」なんて言う。

論理が破たんしている人の場合、主観と主観の繋がりがとても個性的で、
一般的な流れではないことが多いです。

一般的に(もう貧乏は嫌だ)と思ったなら、まずは(もっと稼ぐようになりたい!)とか、
(どうして私は貧乏なんだろう?)と思うことが多いのではないでしょうか。

上記の例のように「もう貧乏は嫌だ」→「だから、男の稼ぎを当てにする」という思考回路は
最近、ネットでは多く見かけるけど、実際の世界ではあまり多くはないと思います。

男としての価値や、女としての価値は、1つの要素で決まるほど単純ではない。
なのに人は、1つの要素にこだわったりする。

それは、その人独自の世界観で世の中を見ているに過ぎないのです。

男性が、自分の美学として経済力を持つことにこだわり、努力するなら、
自分の主観を自分に課す訳だから、それは「男としての目標」になるでしょう。

しかし、女性が男性に経済力を求め、それがないだけで相手を否定したり
見下すようなことがあれば、それは自分の主観で他人を裁くことになる訳だから、
そういうのは「傲慢」以外の何物でもない、と思うようになりました。
ケンカばかりしていた頃、過去の私が、慎二をそういう目で見ていたからです。

私は(経済力のない男は、男としてダメだ)とは思っていませんでしたが、
自分の言動を振り返ったとき、彼の夢や目標が漠然としか伝わってこない不安や苛立ちを
彼にぶつけていただけだったので、(私って・・・慎二の役にも立っていない、口うるさい、
ただのお荷物な女じゃないか)と気付いたからです。

お互いの将来の夢や、生活のことを話すとケンカになる事実を内観した結果、
私の中に「将来への不安」と「慎二への苛立ち」があることに気付きました。

不安と苛立ちを分析した結果、「慎二への詰問と否定ばかりで、打開策の提案もできない。
どうすれば彼が夢を叶え、成功できるか、まともなアドバイスもできない。
エラそうに人を説教する、傲慢でバカな私」が浮き彫りになり、
(慎二が優しいからって調子に乗って、お前は何様だよ?)と本気で思いました。

慎二への不満を内観して分析すると、たいてい、自分の傲慢さが原因にありました。
(まずは自分の傲慢の度合いを正確に把握して、戒めなければ先はない・・・)と思い至りました。

・・・あぁ、そっか。

「人は、自分で気付かなければ成長できない」って言うけど、
こういうことか・・・と痛感しました。



そう言えば昔、のちに振られる好きだった男と口ゲンカしたとき、
「奈津子はいつも、自分が正しいと思ってるよね」と言われたっけ・・・。

突然の発言に驚いて(・・・なにをッ?!・・・心外だ!)と思った私は
「そんなことないッ!私は何もしていないでしょ!
さっきから貴方の意見を聞いてるじゃない!」って食ってかかった。

今、思えば、あの頃から私には< 正論っぽい主観 >が染み付いていたんだな~。
だから傲慢丸出しなのに被害者ぶって、泣きわめいたりしたんだな・・・あ~はずかし。

私って、人に醜態さらしながらそれに気付きもせず、生きて来たんだな~。
あはは・・・そりゃ振られるわ。無知って怖い。

今なら分かる・・・ってこと、いっぱいありますね。


「自分だけの答え」を見つけ、悩みを自分で解決できるようになる為には
内観と分析が必要だけど、まずは自分の未熟さを直視する辛さがやってきます。
でもそれ以上に、内観と分析は「自力で見つけた、自分の改善点」を浮き彫りにしてくれます。

例えるなら「体調が悪いのに どの医者に聞いても病名が分からなかったが、
やっと病名が分かって、まだ治ってないけどスッキリした!」みたいな感情が湧きおこるので、
(自分が答えを知っているって言うけど、本当なんだ・・・)とか、
(自力で病名を発見できただけでも、私ってスゴイ!前より成長してる!)と思えたりします。

内観と分析をして、自分の矛盾や多面性を知れば知るほど、他の人の天の邪鬼な発言や
素直になれない気持ち、無意識の自己嫌悪に気付かず、周りとトラブルを起こし、
他人に八つ当たりして批判されたら被害者ぶる、混乱した内面世界の苦悩を
想像、理解できるようになりました。

(昔の私にそっくり・・・あれは辛いよ・・・でも気付けないんだよね、苦しいだろうな・・・)って。

相手の苦悩を想像したり、理解したり、同情したり、共感できたとしても、
(自力で成長しよう)とする努力や「もがき」がその人から感じられない場合、
私はその人に寄り添おうとか、助けよう、救おうとは思いません。
正直、相手のマイナスに巻きこまれ、迷惑をかけられるのはイヤです。

同じ苦境に立たされていても、
「手探りだけど、成長しようともがいて周りの助言を必死に求めている人」と、
「宿題をサボったツケが回ってきてるのに危機感がなく、愚痴るだけで聞く耳を持たない人」
とは、人間性が全然違うと思うからです。

「男女関係とお金」「自分との向き合い方」というテーマにおいての苦悩は、
すべてではなくとも、いつも少しは「自業自得」「因果応報」の部分があると、私は思います。
内観と分析で見つけた自分の未熟さを、嫌悪するのではなく、
素直に認め、反省して、心がけを変えていけるよう、自分を律していく。

つまり「悔い改める」って、
とても大事なことなんじゃないか、と痛感しています。
私が、喜怒哀楽を垂れ流しながらも(少しでも成長しよう!)ともがくのは、
惚れた男と仲良く暮らしたいからです。慎二はだらしなくて、楽観的で頼りないけど、
私の心の傷を忍耐強く癒してくれた、唯一の人です。

だから、私は成長したい。彼に迷惑かけた分、恩返ししたい。

私自身を縛り、苦しめていた、私の「正論っぽい主観」を悔い改めることで、
私は自分を好きになれたし、私達は仲良く、楽しい生活が送れるようになりました。

内観と分析は、私を変えてくれました。救ってくれました。
成長させてくれ、「悔い改めることで得るものは多い」という事実にも
気付かせてもらえました。

内観と分析が上手になればなるほど、悩みを自分で解決できるようになります。

私はこれからも、内観と分析が上手にできるよう、精進していこうと思います。




■次は、こちら ↓

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